学校に着いて教室に行く途中も、由梨はずっと幸也をちらちら見てはため息をついている。
(全く、二人ともなんで気付かないのよ。)
と思いながら、私はだんだんイライラしてきた。そうするとまた、
「はぁーーーーー。」
と言う声が聞こえた。
(まただ。)
私は正直そう思った。由梨は朝からすでにえーっと・・・何回か分からないぐらいため息をついている。
(全く、二人ともなんで気付かないのよ。)
と思いながら、私はだんだんイライラしてきた。そうするとまた、
「はぁーーーーー。」
と言う声が聞こえた。
(まただ。)
私は正直そう思った。由梨は朝からすでにえーっと・・・何回か分からないぐらいため息をついている。

