別れた先に恋がある!?

優華のほうを見ると、同じことを思っているらしく、うん。と頷かれた。

(これは相当覚悟を決めないと、心が折れるな。)
と思って、深呼吸する。そして、教室のドアをあけると、想像していたより、騒がしいことになっていた。クラスのお調子者が、

「告白の言葉は?」
とか、

「いつ頃から好きでしたかー?」
とか、

「結婚式はいつですかー?」
とか小学生のような質問を、永遠としていた。