えー?

ココはドコ?ワタシはダレ?

という赤いシリーズの赤い嵐のヒロインの台詞を言いたくなった

「坊ちゃん、
そんなとこボーっと突っ立っとって
どないしたん?
大丈夫か?」

優しげなおじさんに声をかけられた

『……ボクですか?』

「んだ。大丈夫かぁ?」

『はい、(多分)大丈夫です
ところで、つかぬ事をお聞きしますが、
今は何年ですか?』


縋るような思いだった
お願いだからどうか

「文久3年だぁ、それがどーしたぁ?」

『…ぶ、文久……マジ(本気)?』

「当たり前やさ!
オラアまじ(真面目)なのが取り柄や!」

ちょっと怒ったようにいうおじさん

あ、これマジ( 本気 )なやつだ…!


※【 まじ 】は江戸時代に真面目、本当という略の意味で使われていた

文久は日本の元号の1つ
万延の後、元治の前
1861年から1864年間での期間
この時代の天皇は孝明天皇
江戸幕府将軍は徳川家茂

日本史で習った内容がグルグルと頭の中を回る

ココは日本だけど、日本じゃない

つまり……

『アハ。あははハはっははハハははハッハハハハハハハハハははははははハハハハハ!!!アッハハハハハハははははははははハッハハハハハハはははははははははハハハハハAHAHAははははハハハハハはははははっッハハハハハハはHはっ!!!!!!AっはHAHAッハHAHAハハハハハっはハハハ はぁぁぁぁぁぁーーーーーーーー』