遺影に笑顔を向ける

遺影の中での両親が頑張れと言ってくれたような気がした

よし!

自分の頰をばちんっと叩き気合いを入れる

『よいしょ』と荷物を担ぎ、玄関で靴を履く

家を出る前にもう1度行ってきますと言い、大会の会場へと足を向けた



今日もいつもと変わらない1日になる

でも、世の中は常に変動する

変化という大きな荒波、
もしくは神の悪戯か

人間は簡単に呑み込まれ、抗えない