「んー、やっぱり気持ちいいなぁここの空気」
私は森に来ていた。
森は街とは別世界のように静かで空気が澄み渡っている。
「ちょっと寝てもいいかな…大丈夫、すぐ起きればいいよね」
私は睡魔に負けて木の下で寝始めた。
まさかこの決断があんなことになるなんてのんきな私は思いもしなかった。
「…ぃ、お…か」
ぼんやりと声が聞こえる。
「ん…?」
「おい、大丈夫か」
お母さん?今気持ちよく寝てるんだから邪魔しないでよ。
「うーん、もうちょっと寝かせてお母さん」
「はぁ?何を言っている。起きろ」
だんだんと覚醒したきた私の耳に聞こえてきたのは低い…声。
「え、ぇぇええええ?!」
目を開けた私の前ににしゃがみこんでいたのは黒髪の美青年でした。
「うるさい。」
「あ、すいません…。…あの、誰ですか?」
ほんとに綺麗な人だなぁ…シュッとした眉毛に切れ長の二重の黒い瞳。鼻だって高くて現実にこんな人いたんだ、って感じ。
「…い、おい!」
「は、はい?!」
この美青年の剣幕に押されて慌てて返事をする。
「はぁ…聞いてなかったのか。」
「すいません…。もう一度お願いします」
「はぁ…気づいてないようだが、俺はこの国の王、コーラル・アルフレッドだ」
…ん?この国の、オウサマ?
「聞こえなかったか?俺は「聞こえてます聞こえてます!」
王様ぁぁぁぁぁぁ?!
「あの、ほんとにほんとにあの王様ですか?」
「そうだと言っているだろう。ほら、これを見ろ。」
そう言って見せられたのはアルフレッド様の逞しい胸元にあったペンダント。
「これが王族に先祖代々伝わるペンダントだってことはお前も知っているだろう?」
「は、はい…。じゃあ本当に王様…」
え、待ってそしたら私物凄く無礼じゃない?!
「た、大変申し訳ありませんでした。今までの無礼をお許しください。」
私は慌ててそう言って膝まづいて頭を下げた。
「構わない。頭を上げろ…お前、名はなんという」
私はそっと頭をあげた。
「いえ、貴方様に教えるほどの名ではございません。」
そう言うとアルフレッド様は少し不機嫌になったように見えた。
「それなら仕方ない。お前のことはこれから馬鹿とでも呼ぼうか」
は?この人いま私のこと馬鹿って言った?
「ちょ、ちょっと待ってください」
「ん?なんだ。あぁ、阿呆でもいい」
この人…もしかして性格悪い?
「間抜けでもい「分かりました!私の名前はスティーシャ・フローレンです!」
バカ呼ばわりされたくはないから仕方なく教えるけど、この人絶対性格悪い!
「フローレンか。いい名だな」
「お褒めいただき感謝しますアルフレッド様。」
あーこの言葉遣い疲れる…。普段こんな言葉使わないし。
「フローレン、俺のことはアルフと呼んでくれ。それと敬語もやめてくれ、堅苦しい。」
何この人…一般市民の私にそんなこと出来るわけないじゃない!
「あの、アルフレッド様、それは出来ません。」
「どうしてもか」
「はい、私はただの町娘です」
アルフレッド様は少し考える素振りを見せた。
そして私を見てニヤッとする。
なんか…嫌な予感がする…。
「どうしても出来ないというのならしょうがないな。」
アルフレッド様は私の後ろの木に肘をついていわゆる壁ドンをした。
「ア、アルフレッド様何を、っん?!や、やめ、んっ、」
アルフレッド様は私にキスをした。
「んっ、は、やめ、っ、はぁ」
やっとやめたかと思ったらニヤリとして私に要求をした。
「やめて欲しいか?なら敬語をやめてアルフ、と呼ぶんだ」
「な、そんなこと…で、できなっん、んんん!やめっ、」
「呼ぶよな」
こいつ、性格悪いなんて可愛いもんじゃない!鬼畜だわ!
「わかった!わかったから、呼ぶから離れて!」
私は赤くなった顔を隠すように俯いた。
「フッ」
アルフレッド…アルフは小さく笑って離れた。
もうなんなのほんと、いくら美青年だからって王様だからってやっていいことと悪いことがあるじゃない!
私はキッとアルフを睨みつけた。
「最低最悪ね、あなた」
アルフは私の言ったことなんて気にもとめずに言った。
「あなた、じゃない。アルフだ。」
はぁ?そこ?
「アルフ、だ」
静かに威圧をかけてくる。地味に怖いからやめて欲しい。
「わかった!アルフね」
はぁ…もうなんでこんなことになっちゃったの…。
私は森に来ていた。
森は街とは別世界のように静かで空気が澄み渡っている。
「ちょっと寝てもいいかな…大丈夫、すぐ起きればいいよね」
私は睡魔に負けて木の下で寝始めた。
まさかこの決断があんなことになるなんてのんきな私は思いもしなかった。
「…ぃ、お…か」
ぼんやりと声が聞こえる。
「ん…?」
「おい、大丈夫か」
お母さん?今気持ちよく寝てるんだから邪魔しないでよ。
「うーん、もうちょっと寝かせてお母さん」
「はぁ?何を言っている。起きろ」
だんだんと覚醒したきた私の耳に聞こえてきたのは低い…声。
「え、ぇぇええええ?!」
目を開けた私の前ににしゃがみこんでいたのは黒髪の美青年でした。
「うるさい。」
「あ、すいません…。…あの、誰ですか?」
ほんとに綺麗な人だなぁ…シュッとした眉毛に切れ長の二重の黒い瞳。鼻だって高くて現実にこんな人いたんだ、って感じ。
「…い、おい!」
「は、はい?!」
この美青年の剣幕に押されて慌てて返事をする。
「はぁ…聞いてなかったのか。」
「すいません…。もう一度お願いします」
「はぁ…気づいてないようだが、俺はこの国の王、コーラル・アルフレッドだ」
…ん?この国の、オウサマ?
「聞こえなかったか?俺は「聞こえてます聞こえてます!」
王様ぁぁぁぁぁぁ?!
「あの、ほんとにほんとにあの王様ですか?」
「そうだと言っているだろう。ほら、これを見ろ。」
そう言って見せられたのはアルフレッド様の逞しい胸元にあったペンダント。
「これが王族に先祖代々伝わるペンダントだってことはお前も知っているだろう?」
「は、はい…。じゃあ本当に王様…」
え、待ってそしたら私物凄く無礼じゃない?!
「た、大変申し訳ありませんでした。今までの無礼をお許しください。」
私は慌ててそう言って膝まづいて頭を下げた。
「構わない。頭を上げろ…お前、名はなんという」
私はそっと頭をあげた。
「いえ、貴方様に教えるほどの名ではございません。」
そう言うとアルフレッド様は少し不機嫌になったように見えた。
「それなら仕方ない。お前のことはこれから馬鹿とでも呼ぼうか」
は?この人いま私のこと馬鹿って言った?
「ちょ、ちょっと待ってください」
「ん?なんだ。あぁ、阿呆でもいい」
この人…もしかして性格悪い?
「間抜けでもい「分かりました!私の名前はスティーシャ・フローレンです!」
バカ呼ばわりされたくはないから仕方なく教えるけど、この人絶対性格悪い!
「フローレンか。いい名だな」
「お褒めいただき感謝しますアルフレッド様。」
あーこの言葉遣い疲れる…。普段こんな言葉使わないし。
「フローレン、俺のことはアルフと呼んでくれ。それと敬語もやめてくれ、堅苦しい。」
何この人…一般市民の私にそんなこと出来るわけないじゃない!
「あの、アルフレッド様、それは出来ません。」
「どうしてもか」
「はい、私はただの町娘です」
アルフレッド様は少し考える素振りを見せた。
そして私を見てニヤッとする。
なんか…嫌な予感がする…。
「どうしても出来ないというのならしょうがないな。」
アルフレッド様は私の後ろの木に肘をついていわゆる壁ドンをした。
「ア、アルフレッド様何を、っん?!や、やめ、んっ、」
アルフレッド様は私にキスをした。
「んっ、は、やめ、っ、はぁ」
やっとやめたかと思ったらニヤリとして私に要求をした。
「やめて欲しいか?なら敬語をやめてアルフ、と呼ぶんだ」
「な、そんなこと…で、できなっん、んんん!やめっ、」
「呼ぶよな」
こいつ、性格悪いなんて可愛いもんじゃない!鬼畜だわ!
「わかった!わかったから、呼ぶから離れて!」
私は赤くなった顔を隠すように俯いた。
「フッ」
アルフレッド…アルフは小さく笑って離れた。
もうなんなのほんと、いくら美青年だからって王様だからってやっていいことと悪いことがあるじゃない!
私はキッとアルフを睨みつけた。
「最低最悪ね、あなた」
アルフは私の言ったことなんて気にもとめずに言った。
「あなた、じゃない。アルフだ。」
はぁ?そこ?
「アルフ、だ」
静かに威圧をかけてくる。地味に怖いからやめて欲しい。
「わかった!アルフね」
はぁ…もうなんでこんなことになっちゃったの…。
