おてんば姫と溺愛王

パンを食べながら2階にいくとお母さんが朝ごはんの用意をしている。

「おはよ!お母さん」

「おはようフローレン、まったくもうあなたまた森で剣を振ってたわね」

ギクッ

「ま、まあまあお母さんいつものことでしょ、それに何を言われてもやめる気は無いよ」

「分かってるわ、もうなんでこんなじゃじゃ馬娘に育ったのかしら、あなた黙ってれば可愛いのに…」

お母さんは悩ましげな顔をしてため息をつく。

私はお母さん似で、お母さんの童顔のせいもあるのか一緒にいると姉妹に間違われたりする。

でも唯一このふわふわの金髪は、今はもういないお父さんのお母さん、つまり私のおばあちゃんから譲り受けたものだと、お父さんが言っていた。

「それよりフローレン、あなたパンなんか食べて朝ごはん食べれるの?」

「もちろん、全然大丈夫!」

私は結構食べる方である。