おてんば姫と溺愛王

フローレンside

「ふぅー疲れたぁー」

私は毎朝の務めを終える。

地面に座り込み、気に体を預ける私の額には一筋の汗が流れる。

私はスティーシャ・フローレン。一般家庭に生まれたただの町娘。昔からお淑やかにするよりも体を動かすことが好きで、さっきみたいに静かな森で毎朝剣を振るうのが私の日課。

家族からは「女の子が剣なんて危ない」っていつも怒られるんだけどね

あっ、ともうこんな時間。早く家に戻らなくちゃ。

私はお気に入りのペンダント型の時計を確認して、服の中にしまい、急いで家に戻る。