「ま、それもそうだな。紅龍がお前だってことはバレてねえ」
「だろうな。全部あの家がもみ消したし」
「でも、辞めてねえんだろ?」
ニヤリと笑った静雅
私も同じようにニヤリとして
「ったりまえよ。どうせ奴ら、もう日本にいねえし。帰ってくる気もなさそうだしな」
「そうだな」
「そういやさ、入学式ねえってマジ?どんだけ荒れてんだよ」
「俺らも止めてんのは止めてんだけどなあ」
「なに、そんなにヤバイの?」
「ああ…ってお前知らねえのかよ」
「なにが」
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…