お父様が私に何か話しかけてきた


内容はわからない


お父様は私が声が聞こえないのをまるで知っているかのように紙とペンを使ってこう書き出した


「お前は、なぜあれほど注意したのに寄り道などしたのだ
実に悲しい。お前はもう「一生」耳が聞こえないんだ。
お前はもうすぐ高校生になる。だがもうこの家族とは関わらないでくれ。耳が聞こえないなど恥ずかしい。縁を切る」


「この役立たず」