「はは、嬉しそうだね」 「すーっごく嬉しいです!今度お礼言いに行きます!!」 「うん、おいで」 そんな私たちの会話を聞いていた錦戸先輩が、ちょーっと待ったー!と止めに入った。 「え、なに?一回お家行ったことある的な?」 「お互いあるよ」 「……付き合ってんの!?」 「ち、ちがいますからっ!」 そこから結局3人で学校に向かうことになって、錦戸先輩があーだこーだ言ってるのを笑って聞いていた。