教室に戻ると、ほとんどの生徒が帰ってたのか本の数人しか残ってなかった。
その中で矢島くんは、衣装を見ながら考えてる様子。
「矢島くん!遅くなってごめんなさい」
「あ、真白さん!全然大丈夫だよ。
むしろいきなり呼び出してごめんね?
実はさっき衣装を試しで着ることになって着たんだけど、小人役の人のやつ1枚のサイズ合わなくてさ……」
「え、本当に?間違えちゃったのかなあ…
」
ちゃんと採寸したのに、申し訳ないことしちゃったなあ。
「少し大きいかなって感じなんだけど、
本人はこのままでいいって。
でも、足元がかなり長かったから危ないなって思って……でも俺、直せないしで」
「分かった!直すよ!」
「ごめんね、忙しいのに……」
「ううん、私がミスしちゃったんだもん。
部活優先しちゃってごめんなさい」


