「………」
「………あ、えと…ごめんなさい…」
実行委員会議が無事?終わり、
みんなが帰って行く中…
私、真白 菜奈はニコニコの先輩を前に、
ビクビクしております…
「もう…菜奈ちゃんのおかげでやりづらかったよ」
「あはは…つい…」
任命されてからは気持ちが沈んで、
ずーっと机を見てたから
先輩的にはやりやすくなったんだろう。
もうほんっとに、ごめんなさい!!
「でも私、補佐役なんてできる気が…」
「そうかな?俺はむしろ適役だと思ってるよ」
「私が、ですか…?」
「そう、菜奈ちゃんがね!
だって菜奈ちゃんはかなりの努力家だし、
やると決めたことはとことんやるでしょ?
それに、何と言っても相手のことをよく考えてるし…だから、ね?」
そんなに褒められたら…
「頑張ります!!」
そう言っちゃうじゃないですか!!


