もうすぐ、私の家だ。 先輩、これが私の最大の大好きです。 「先輩、私、先輩のことだーいすきです!」 「菜奈ちゃん……?」 「先輩の笑顔が特に大好きなんです! 先輩が好きな子が出来た、そして……その子と付き合ったら、私は大好きな先輩の笑顔を守れるんです!」 「ちょ、ちょっと待って、どういう……」 もう、泣きそうになるなんて。 もうちょっとだけ堪えて、お願い、私。