俺はあの日から一人でボーとすることが多くなった

それはあいつらも同じだった

奏…綾…

あいつらもボーとしてることが多くなったんだ

ひとりでいることも増えた

今までなら4人で馬鹿騒ぎしていたんだけど今じゃもう

3人で会話をすることもなくなった

どうすればいいのか分からないんだ

本当はダメだって分かっているけどどうしても避けてしまう

こんな所美遥に見られたら絶対怒られるな

『なにグジグジしてんの!碧海らしくない!』

そう言ってほっぺたを膨らますんだろうな

でも今はもう居ないからそんな美遥を見ることも出来ない

碧海「美遥…」

俺のつぶやきは空へと消えていった