〜綾side〜

私は美遥の事が大好きだった。

ううん…
今でも大好き。

あの笑顔が。

あの少しいたずら好きなところが。

私を見つけるといつも誰よりも早く私に駆け寄ってくる美遥が

大好きだった。

でも

もうどんなに美遥に会いたくても

もう会えない存在になってしまった。

綾「美遥が居なくなってから…もう2週間か…」

私は今でも夢なんじゃないかと思う

今にでも
そこの教室のドアから元気よく「おはよう!」って言って入ってくるんじゃないかって

でも

そんなことはありえないのにね…

そんなことは分かってる

だけど信じられないんだ

それは多分碧海や奏もそうだと思う