母「美遥…見てあなたの妹と弟よ」

私はゆっくりと近づいて行った

美遥「か、かわいい…」

母「ふふっ、美遥…あなたにお願いがあるの」

美遥「え?」

父「この子たちの名前美遥が付けてやってくれないか?」

私はすごく驚いた

美遥「え?!でも」

母「お願い」

美遥「…分かった」

私はもう1度赤ちゃんたちの顔を見た

そして私は…


美遥「女の子が…夢華(ユメカ)…男の子が夢叶(ユウト)」

夢華はいつまででも華やかな夢を持ち続けてほしい

そんな願いを込めたの

夢叶にはどんな夢でも叶えられると信じて生きて欲しい
そんな願いを込めた

母「夢華に夢叶ね…いい名前じゃない」

父「ああ…そうだな宜しくな夢華…夢叶」

美遥「夢華、夢叶…お姉ちゃんだよ?」

そういった時ふたりが少し笑ったように私は思った