私はその後どうやって家に帰ってきたかは覚えてない

家に帰りリビングに入ろうとしたら

母「なんで?なんで美遥なのよ…ウゥゥ…」

父「代われるもんなら俺が変わってやりたいのに…」

母「美遥…」

リビングのドアの隙間からはお母さんとお父さんが泣いている姿が見えた

私はもう見ていられなくなって急いで自分の部屋に戻って行った


バタン

美遥「はぁ…はぁ…はぁ…」

私はドアにもたれ掛かったまま座り込んだ

この時からだ

私はなんのために生きているんだと思い始めたのは

だって後から医師に聞いたら私は後1年も生きられないって言うし