いつからだろう?
私の見ている景色に色が亡くなったのは

私に生きる希望が亡くなったのは

それは…

あの日からだ…

一ヶ月前

美遥「え?…せ…先生今なんて?…」

私の声は自分でもわかるほど震えていた

今私の耳には信じ難い言葉が飛び込んできたからだ

医師「…美遥さんあなたは心臓に…大きな腫瘍があります…もう大きくなりすぎていて手の施しようがないんです…すいません」


この私の目の前に冷静に座っている人は私のことを神経に見つめてきている

それが私にこれは事実なんだって…

現実を受け止めろって言っているように見える

なんで?
私はなにかしましたか?

神様何でですか?