私は小さい時から少女漫画のような恋愛に憧れていた。

だけど…現実は違った。

「よりを戻した!?」

「はなちゃん声大きい!」

昼休み私は昨日元カレとよりを戻した事を
親友のはなちゃんに報告した。

「まぁーももが良ければいいけど」

「うーん」

私のよりを戻した彼は一つ年下の男の子。
名前は牧田優。
冷たくて、メールの返信も遅く
普通なら即別れるタイプの優に私は
馬鹿みたいにベタ惚れしていた。