柏木寧々さんが帰ったあと、僕は二人の使ったマグカップを洗っていた。
彼女たちは、純粋にお互いを思いあっている。
相手のことをきちんと考えている。
なのに思いを伝えあっていないからすれ違っているんだ。
なら僕は?
僕はあのとき、翔子のことをきちんと考えていたのだろうか。
どこかへ出掛けるときも、何もかもすべて翔子に任せっきりで、僕は翔子のために何かをしたことがあっただろうか。
本当は翔子は僕のことを好きでいてくれて、あのときは不満が溜まっていたからつい悪口を言ってしまっただけかもしれない。
たまたまそれを僕が聞いてしまっただけかもしれない。
翔子の言い分もちゃんと聞かず、僕から一方的に関係を終わらせた。
あのとき話し合っていたら、今でも翔子と共にいたかもしれない。
もしかすれば結婚だってあり得たかもしれない。
今になって後悔したって遅いのに。
彼女たちを見ていたら、自分が今までどれだけ自分勝手だったか気づいてしまった。
翔子に謝りたい。
でもどこにいるのかも、連絡先だって知らない。
もう2度と会えない。
伝えないと何も伝わらない。
僕はこの年になって初めて知った。
それを教えてくれたのは…”彼女”だ。
僕は…今度こそ後悔してはいけない。
後悔したくない。
だから…。
彼女たちは、純粋にお互いを思いあっている。
相手のことをきちんと考えている。
なのに思いを伝えあっていないからすれ違っているんだ。
なら僕は?
僕はあのとき、翔子のことをきちんと考えていたのだろうか。
どこかへ出掛けるときも、何もかもすべて翔子に任せっきりで、僕は翔子のために何かをしたことがあっただろうか。
本当は翔子は僕のことを好きでいてくれて、あのときは不満が溜まっていたからつい悪口を言ってしまっただけかもしれない。
たまたまそれを僕が聞いてしまっただけかもしれない。
翔子の言い分もちゃんと聞かず、僕から一方的に関係を終わらせた。
あのとき話し合っていたら、今でも翔子と共にいたかもしれない。
もしかすれば結婚だってあり得たかもしれない。
今になって後悔したって遅いのに。
彼女たちを見ていたら、自分が今までどれだけ自分勝手だったか気づいてしまった。
翔子に謝りたい。
でもどこにいるのかも、連絡先だって知らない。
もう2度と会えない。
伝えないと何も伝わらない。
僕はこの年になって初めて知った。
それを教えてくれたのは…”彼女”だ。
僕は…今度こそ後悔してはいけない。
後悔したくない。
だから…。



