『ねぇねぇ。龍ちゃん。』
「ん?」
『いつ、頭良くなったの?』
龍ちゃんは、高校3年の1学期くらいまで、すっごい頭が悪くて、高校のテストは最下位だった。
「うーん。高3の2学期位からかな?」
『え?!そんなんで、よく教師になれたよね。』
「おー。寝る時間、1時間くらいしかない生活してたわ。」
やば!
よく死ななかったね。
ある意味すごいわ。
「まぁ。高校生活楽しめよ。じゃーな。」
って言って、龍ちゃんはどっかいった。
さぁて。
教室入ろっと。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ガラガラガラッ
うわぁ。見た事ある顔しか居ない。
ってか、聖之介(せいのすけ)いるし。
『聖之介〜』
「んぁ?おー。莉緒か。」
『知ってる人居なくて寂しいね。』
「そぉかぁ〜?別に、莉緒居るからいいし。」
まぁ。私も聖之介居るからいいけど。
『まぁ。お互い頑張ろ〜。』
「おー。」
と、まぁ。緩い。
非常に緩いっす。
それは置いといて、それより。
私の席だよ。
んーっと。
窓側の1番後ろだ。
やった。
さっそく席にれっつごー。

