ジリリリリリリリリリリリリリリリリリリリ カチャ
『ふぁ?あ』
おはようございます。
私は、黒木莉緒(クロキ リオ)です。
あ。タメでいくわ。
今日は、高校入学の日。
ある程度、人間関係割り切って、喋らなかったらクールって言われてきた中学と、同じにならないように、何か変化があったらいいな。
まぁ。準備して行きますか。
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ガチャ ||.c( ゚ω゚`|
「あら。莉緒。おはよう。」
黒木莉華(クロキ リカ)。私のお母さん。
『おはよ。』
ねむ。
ガチャ ||.c( ゚ω゚`|
「あ。莉緒。おはよ。」
黒木隼斗(クロキ ハヤト)。私の一つ上のお兄ちゃん。
『ん。おはよ。』
今日から、隼斗と同じ学校に行くの。
学校て言うか、学園?
らしい。
「隼斗、莉緒。おはよ。」
黒木蓮斗(クロキ レント)。私たちのお父さん。
お父さん、お母さんは、36歳とは思えないくらい若く見える。よく、20代に間違われるくらい。
隼斗は、20歳って言っても誰も疑わないくらい大人っぽい。
お父さん、お母さん、隼斗は超が付くほどの[美形]。
なのに、私はなぜ、こんなにもブスなんだ?
↑超美人(無自覚)
「莉緒。入学式ね。」
お母さんが、やわらかい言葉で言った。
『うん。』
「そーいやさ。全寮制だよ。」
『は?』
まってまって。
聞いてない。
『お母さん。知ってたの?』
「えぇ。知ってたわよ。」
お母さん知ってたのか。
教えて欲しかったよ.....。
『準備してない...。』
「「え?!」」
『え?』
なになに?
て言うか、聞いてなかったし。
「大丈夫だ。学校終わるまでに、寮に必要なものを送っておくよ。」
お父さん、神だ!!!!!!!!!
『ありがとう。お父さん。行ってきます。』