二人は高校時代の先輩と後輩・・。
二人でいたって別におかしいことはない。
だけど・・だけど・・!
私はまた恐る恐るドアの隙間から中の様子を見た。
なにか・・しゃべってる・・。
聞こえるか聞こえないか・・くらいの声の大きさ。
私はじっと耳を澄ましてみた。
かすかにだけど・・聞こえる・・。
中の二人はため息まじりに煙草を片手に話し出す。
「・・諒・・。もう自分を責めるのはやめたらどうだ?」
・・・お兄ちゃんが諒にそう言っている。
一体どういうことなんだろう・・。
「いや・・オレは自分が思ってるよりももっと・・沙都のことを傷つけていたみたいです・・」
・・諒・・?
なに・・?この会話・・。
私・・聞いちゃってもいいの?
もしかしたら・・聞いてはいけない話なんじゃない・・?
そうは思っても身体が動かなかった。
聞いてはいけない・・。
だけど、聞かずにはいられない・・。
二人でいたって別におかしいことはない。
だけど・・だけど・・!
私はまた恐る恐るドアの隙間から中の様子を見た。
なにか・・しゃべってる・・。
聞こえるか聞こえないか・・くらいの声の大きさ。
私はじっと耳を澄ましてみた。
かすかにだけど・・聞こえる・・。
中の二人はため息まじりに煙草を片手に話し出す。
「・・諒・・。もう自分を責めるのはやめたらどうだ?」
・・・お兄ちゃんが諒にそう言っている。
一体どういうことなんだろう・・。
「いや・・オレは自分が思ってるよりももっと・・沙都のことを傷つけていたみたいです・・」
・・諒・・?
なに・・?この会話・・。
私・・聞いちゃってもいいの?
もしかしたら・・聞いてはいけない話なんじゃない・・?
そうは思っても身体が動かなかった。
聞いてはいけない・・。
だけど、聞かずにはいられない・・。


