「ん・・・!あ・・諒・・!」
ついさっきまで気になっていたキャンバスのことなんて一瞬で吹き飛んだ。
私の身体は数分前に逆戻り。
諒はそのまま私をベッドルームまで運んでいった。
かすかに諒の匂いのするベッドの上で、唇へのキスがだんだんと下へ降りていく。
諒の唇が触れる度に私の身体は敏感に反応してしまう。
「あ・・っ、んんっ・・、・・あ・・」
諒の指もまた私という人間の身体をなぞっていく。
これの繰り返し・・。
私はまた我慢の頂点に達していた。
もっと触って、もっと抱いて、もっとめちゃくちゃにして・・。
諒は私の服を少しずつはぎ取っていく。
身体中敏感になった私の反応をみて、イジワルな顔をしながら焦らす。
「や・・やだ・・焦らしちゃ・・やだ・・」
そんな余裕のない私をニヤッとしながらみる。
「・・どうして欲しいんだ?」


