胸いっぱいGYU

沈む夕陽をバックに誰もいない教室でキスをする。



すき・・・。


すき・・。


なんて愛おしいんだろう・・。



身体全部で諒を求める。


裕紀に触られることがたまらなくイヤだったのに・・


今、諒に触れてほしいと思ってる。


欲求が止まらないよ・・。


「諒・・。私・・」


さっきのキスでとろけそうな私はじっと諒を見つめる。


「お前・・そんな目でみるなよ・・。・・・挑発すんな・・!」



あんなキスしといて無茶言わないで・・。

私、もうムリだよ、諒・・。



すがるような目でじっと見つめた。

抱かれたい、抱かれたい、抱かれたい。


今すぐに諒のその身体に抱かれたい。