だから私は吸血鬼であるため今まで色々な人の血を吸っていた。
だけど最近はある特定の人でないと吸血衝動が収まらなくなっていた。
それは信者を作ること。
信者とは私たち吸血鬼と同じで不死身の存在のこと。だけどそれは吸血鬼が信者にしたいと思った人間しかなれないの。
私はそれも目的として学園に入学した。
だけど誰でもなれるわけではなく異性でないとなれないらしいの。だから今年から共学になったこの学園に入学したのも理由の一つ。
ほかにも吸血鬼であると自然と美男美女が多くなるらしい。だけど例外もあって普通の人間から生まれると美男美女ではなく永遠の美をもつらしい。
私はまさにその例外で生まれた時は普通の人間だったのだけれどある日人が変わったように美しくなっていてそれからうそのようにまったく変わっていない。
それもあって異性から血を吸うのは簡単だったのだけれど信者となると話しは別で案外見つからないものみたいなの。だから吸血鬼は血が吸えなくなって絶滅した。となっているのだけれど私はその吸血鬼の最後の生き残りであり人間から生まれた希少な存在なんである。人間から生まれるためには片親もしくは両親が信者でないと生まれないらしく私の親は両方がその信者だったのだ。けれど信者は
契約した吸血鬼が死んでしまうと同時に死んでしまうため私の親も死んでしまった。
だから私は信者をつくって吸血鬼の後継者を産まなければならない。
それが私の使命だから…