「いくらいい条件でも男子校にはいけないでしょ。」
ってかその知り合いの理事長さんも、まさかお母さんが相談したのが娘だなんて思ってないんじゃない?
「ちゃあんとy…理事長には話したわよ。娘の進学について相談したいって。」
えぇ…それで何で男子校紹介するの…いくら自分のところだからって………
「そしたら彼が、『自分の経営するここなら何もないように目を光らせられますし、何があっても全責任を取れますから。』って言ってね……」
言いながらお母さんは傍に置いていたパンフレットを見せて
「この私立誠久学園高等部への編入を進めてくれたのよ。」
……その人、随分責任感が強いのかな。自分で責任が取れる提案をするなんて。
パラパラとパンフレットを見ながら考えていると、それまで黙っていたお父さんが、
「いい学校だと思うぞ。生徒会主体で生徒が作り上げていて、教師はそれを支えているんだ。」
と言った。
正直、過保護の気があるお父さんが男子校への編入に賛成しているのに驚いた。でもきっとそれだけいいところなんだと思う。
「全寮制だけど、ちゃんと配慮もしてくれるそうよ。」
?!
あ、本当だ。よく見たら『万全のセキュリティで快適な寮生活を送れます。』って紹介がある。
配慮ってことはちゃんと1人部屋にしてくれるのかな。
「そこまで言うなら…私ここ通ってみるよ。」
「本当?!そしたら準備しないとね!男装にあたっての用意は帰りにお母さん買ってきたから、愛華は持っていきたいものと運んで欲しいものを旅行カバンと段ボールにそれぞれ詰めてね。それが終わったら今日はもう寝ちゃいなさい。」
「うん。おやすみ、お母さんお父さん。」
「「おやすみ、愛華。」」
どこか少しワクワクしながらその日は眠りについた。
ってかその知り合いの理事長さんも、まさかお母さんが相談したのが娘だなんて思ってないんじゃない?
「ちゃあんとy…理事長には話したわよ。娘の進学について相談したいって。」
えぇ…それで何で男子校紹介するの…いくら自分のところだからって………
「そしたら彼が、『自分の経営するここなら何もないように目を光らせられますし、何があっても全責任を取れますから。』って言ってね……」
言いながらお母さんは傍に置いていたパンフレットを見せて
「この私立誠久学園高等部への編入を進めてくれたのよ。」
……その人、随分責任感が強いのかな。自分で責任が取れる提案をするなんて。
パラパラとパンフレットを見ながら考えていると、それまで黙っていたお父さんが、
「いい学校だと思うぞ。生徒会主体で生徒が作り上げていて、教師はそれを支えているんだ。」
と言った。
正直、過保護の気があるお父さんが男子校への編入に賛成しているのに驚いた。でもきっとそれだけいいところなんだと思う。
「全寮制だけど、ちゃんと配慮もしてくれるそうよ。」
?!
あ、本当だ。よく見たら『万全のセキュリティで快適な寮生活を送れます。』って紹介がある。
配慮ってことはちゃんと1人部屋にしてくれるのかな。
「そこまで言うなら…私ここ通ってみるよ。」
「本当?!そしたら準備しないとね!男装にあたっての用意は帰りにお母さん買ってきたから、愛華は持っていきたいものと運んで欲しいものを旅行カバンと段ボールにそれぞれ詰めてね。それが終わったら今日はもう寝ちゃいなさい。」
「うん。おやすみ、お母さんお父さん。」
「「おやすみ、愛華。」」
どこか少しワクワクしながらその日は眠りについた。


