大きな大きな真っ赤な水溜り。
そこに金髪に青い瞳の美しい少女が佇んでいた。

ピチャンピチャン。滴る血の音。

「今日の仕事はここまでか。」

思ったより、早かった。…ん?あ、血塗れで誰か分からないって?自己紹介でもしましょうか。

私は、Alice。まぁ、これはコードネームってヤツね。本名は…零 レイ とでも言っておく。いずれ教えるわね。
自己紹介もこれくらいにして、帰るとしましょうか。