「ねえ、薫?私が今まで思ってたことを聞いて

もらってもいい?」

「うん あたしもあるし お互い、ね?」

「ずっとね、私の好きになった人はいつも薫を

好きになってたんだ

それを私はいつも妬ましく思ってた

"なんで薫なんだ" って

だから今まで薫の事が嫌いだった

でも、今日 直也に誕生日の事とか聞いて、私も

勘違いしてたところがあったかもしれないと

思って、ごめんなさい」

「話してくれてありがとう

亜美がそんな風に思ってたのを知れてよかった

って私は思うよ?

でも、これだけは言わせて

亜美が好きになった人に

葉っぱをかけたりはしてないよ!?

最近 直也とご飯食べてたのだって、直也が亜美

の誕生日と好きなものを教えて欲しいって

言ってきたから一緒に食べてただけだからね ‼︎

村上は友達として見てないから!

本当に安心して!」