点滅信号






いらっしゃいませ〜

ようこそ お越しくださいました〜



やはり美容師という仕事は
体力がいる。






PM 18:00

仕事は終盤をむかえる。
この時間になると月に一回
かわいいかわいいあの子が来る。



あ!!!りょうちゃん!!!!

あ!こんにちわー!
元気にしてました???!



りょうちゃん。
20歳。 鳶職人。
趣味 DJ。


とてつもなく可愛いお客様。


最初のご来店は 同棲中の彼女と
来てくれたが 結局別れた
今でも1人で来てくれる。


仲良くおしゃべりはするが
連絡する仲ではなかった。



ちょっとちょっとー
なにがあったんすか!?
また言いたそうな顔してるじゃ
ないですかーーー


またあのポンコツ彼氏が
悪口言ったの!
最低だよね!!!もぅ、、、


いつも私の愚痴をきいてくれる
りょうちゃん。



それはーその男がだめだ!!!
好きな人の好きな物は好きにならなくちゃ!
それが人の宿命っつか、、、
そーなったら運命っつか、、、


キリッとした眉をおろす。


りょうちゃんからそんなことが聞けると
思わなかったよ。ありがと。笑


もー!またからかって!!!
すぐ子供扱いするでしょー




やっぱりこの子といる時間は楽しい。

アホだし でもアホはアホなりに
考えがあって いつもそれに
感心させられる、



そーんな 元気ないあなたに はい!!!



そー言って 三枚の紙切れを差し出す。


これ!俺がでるクラブのチケット!
これきて 元気だしてよ!!!
まってるから!!




プライベートでお客さんと会うのは
タブーなんだけどな、、、、



そー思いつつ
ありがと!!!
受け取った。





俺に惚れないでくださいっすよ!

大丈夫!それはないからね!!


やっぱりおもろしく そして
変わってる 彼。笑




そしてその週の土曜日。