『ごめんね、今まで言えなくて。
心配してくれてありがとう。』



心配してくれた事が嬉しくて自然と頬が緩む。



「別に心配してたわけじゃないからねっ。
てか、大翔許さん。うちの沙羅を傷つけやがって!!」



『ちょっと!唯落ち着いて!
大翔とは、ちゃんと話し合ったからっ!

もう、大丈夫だから!』
唯を落ち着かせようと必死になってる私。



唯が怒ったら何するか分かんないから怖い。



平気で人殴るよ。多分…



「落ち着けるわけないでしょ!」


あー、これだめだ。完璧怒ってらっしゃる。