やばいやばい!後5分しかないよ!
間に合うかな?




あともう少しで校門って所でチャイムがなった。遅刻した…



もう、ここは開き直ってゆっくり行こう。



「おーい!沙羅ちゃーん!
昨日は大丈夫だったー?」
ゆっくり歩いてると、上から声が聞こえた。



上を向くと、大志先輩が教室から大きな声で叫んでいた。恥ずかしっ…
恥ずかしかった私は、
腕でOKマークを作った。



「それなら、よかった!」
よかった、ちゃんと伝わった…
ふと、大志先輩の後ろを見ると蓮先輩がいた。