そんなに大きな気持ちなのに、
蓮を振ってまで今の彼氏の所にいるってことは何かあるはずだから。




きっと、あの彼氏君が鍵を握ってる。





「私は、嘘なんかついてませんよ?」




その時の顔があまりにも悲しそうで、これ以上聞かないでと言ってるみたいで。




『俺は、蓮が大切なんだ。
それだけわかってほしい、


自分の気持ちに嘘ついて付き合っててもいつか必ずダメになる時が来る。


その時に1番傷つくのは沙羅ちゃんじゃなくて、彼氏だよ。今まで中途半端な気持ちでそばにいて支えてあげてたその気持ちを忘れることは出来ないから。



期待、させない方がいいよ。』