考え事をしていたらこうき君を寝かせに行ってた蓮先輩が戻ってきた。



どっちも話そうとせず、不穏な空気が私達を包み込んでいる。この気まずさをどうにかしようと、


『今日は、色々すいません!
先輩の服も借りちゃって…』


泊まることが決まって、お風呂に入れてもらった。その時に着る服が先輩のしかないからと、先輩の服を借りた。



「別にいい。俺の方こそありがとな。
こうきに構ってくれて。

あいつすげぇ楽しそうだったからさ。」



そっか。喜んでくれてたらよかった。