「あっそ。
傷ついてもらないからね?

じゃ。」


何だったの。
「ありがとうございました」


声が聞こえてきた方を見る。
『龍馬くん。』


今の話聞かれてた?


「大丈夫か?
結構色々言われてたけど。」


『大丈夫』


心配してくれるのはありがたい。
けど、これは私の問題だから。