腕時計をチラ見してから、帰りましょうと提案した。
彼女は若干駄々をこねたけど、最後は渋々合意した。
「また会えますか?」彼女は言った。
じゃあねと背を向けた直後だった。
「そうね、また」振り返って答えた。
そしてもう一度背を向けた。
「最後に聞いてもいいですかぁー?」
ほんとにこの子はしつこいなぁー。
そう思いながら「なーに?」と言って、
再び彼女の方を向く。
「蒼井さんに会いたいですか?」
それは難しい質問だった。
わたしは思わず黙ってしまった。
会いたいとは素直に言えないし、
会いたくないとも言い切れない。
だけど一つだけ言えることがある。
自信を持って言えることが、、、
蒼井が消えたあの日からずっと、
わたしも探し続けている。
「二人に再会してほしい。本気でそう願っているわ」
高校二年の最後の日、蒼井は突然姿を消した。和也と蒼井は消えた前日も、二人で過ごしていたらしい。
わたしは和也の家にいた。
久しぶりに遊びに行った。
もしかしたらって期待してたけど、
やっぱり和也は部屋にいなかった。
代わりに見つけたモノがある。
勝手に開けた引き出しの中で、、、
ーーーもう少しわたしが大人だったら、
今とは違う未来だった。
彼女は若干駄々をこねたけど、最後は渋々合意した。
「また会えますか?」彼女は言った。
じゃあねと背を向けた直後だった。
「そうね、また」振り返って答えた。
そしてもう一度背を向けた。
「最後に聞いてもいいですかぁー?」
ほんとにこの子はしつこいなぁー。
そう思いながら「なーに?」と言って、
再び彼女の方を向く。
「蒼井さんに会いたいですか?」
それは難しい質問だった。
わたしは思わず黙ってしまった。
会いたいとは素直に言えないし、
会いたくないとも言い切れない。
だけど一つだけ言えることがある。
自信を持って言えることが、、、
蒼井が消えたあの日からずっと、
わたしも探し続けている。
「二人に再会してほしい。本気でそう願っているわ」
高校二年の最後の日、蒼井は突然姿を消した。和也と蒼井は消えた前日も、二人で過ごしていたらしい。
わたしは和也の家にいた。
久しぶりに遊びに行った。
もしかしたらって期待してたけど、
やっぱり和也は部屋にいなかった。
代わりに見つけたモノがある。
勝手に開けた引き出しの中で、、、
ーーーもう少しわたしが大人だったら、
今とは違う未来だった。
