仁の言葉も後の気持ちも本当に嬉しかった。


だけど、だからこそ、私は今動かなくちゃいけないと思う。


私の気持ちは私にしか分からないから。



「―――で、凛の気持ちは?」



私の気持ちを読んだらしい仁が私に問いかける。


私の気持ちはもう決まってる。


揺るがない、絶対に。



「私は絶対に諦めない」

「ふっ、だと思った」



私の答えを聞いてニヤリとした仁。


多分、分かってたんだろうな…。私がこう言うこと…。


絶対に諦めない。諦めたくない。


嫌いだって言うなら、好きになったって言わせてやる。


好きになれないって言われたら、好きに方法を鳴ってくれる考える。


今の私には暖しかいないの。


それが暖自身に伝わらなくたって、何度だってぶつかってやるわよ。


私の想いが届くまで。


好きって気持ちが届伝わるまで。


今の私は、仁や後がいて、周りの支えてくれる人がいて、大好きな暖いて成り立ってるんだから――……。


私の諦めの悪さ、甘く見ないでよね!


絶対に、絶っ対に、もう二度と"嫌い"だなんて言わせないから……!!