小学校に入ってからは誕生日にだけママからプレゼントが送られてきた。
毎年誕生日が楽しみで仕方なかった。
それが続いたのも小学校4年生までだった。
連絡を取ったことは一度もなかった。
だけど別にそれでよかった。
そんなある日パパが家に帰ってきた。
話があると言われたのでリビングに行くと知らない女の人がいた。
「パパはこの人と一緒に住むからあゆはばあちゃんの家に住んでくれないか?」
意味が分からなかった。
ばあちゃんの家は近いと言っても車で30分位かかる。
転校 という文字が頭に浮かんだ。
「なんで?あゆも一緒じゃだめなの?」
「悪いがこの人の家に住むから無理なんだ。」
あぁ、捨てられた。 そう思った。
「だけど遊びには来ていいからね!あゆちゃんよろしくね。
おばちゃんの事はママって呼んで」
鳥肌が立った。私にとってママはこの世に1人しかいない。
たとえ一緒に居なくてもママはママだけだ。
「・・・って。」
「え?」
「パパもおばちゃんも出てってよ!!!だいっきらい!!!」
泣き叫ぶとパパとおばさんは静かに出て行った。
毎年誕生日が楽しみで仕方なかった。
それが続いたのも小学校4年生までだった。
連絡を取ったことは一度もなかった。
だけど別にそれでよかった。
そんなある日パパが家に帰ってきた。
話があると言われたのでリビングに行くと知らない女の人がいた。
「パパはこの人と一緒に住むからあゆはばあちゃんの家に住んでくれないか?」
意味が分からなかった。
ばあちゃんの家は近いと言っても車で30分位かかる。
転校 という文字が頭に浮かんだ。
「なんで?あゆも一緒じゃだめなの?」
「悪いがこの人の家に住むから無理なんだ。」
あぁ、捨てられた。 そう思った。
「だけど遊びには来ていいからね!あゆちゃんよろしくね。
おばちゃんの事はママって呼んで」
鳥肌が立った。私にとってママはこの世に1人しかいない。
たとえ一緒に居なくてもママはママだけだ。
「・・・って。」
「え?」
「パパもおばちゃんも出てってよ!!!だいっきらい!!!」
泣き叫ぶとパパとおばさんは静かに出て行った。
