逃走の先のLove

せんぱいはじゃあ時間だからとか言って早足で行ってしまう。

何かに怯えていた…か。

皆にもそう思われてたのか…。

いつも周りの目を気にしてきた。

何をしてても人に文句を言われて笑われてきた。

テストで1番を取らなきゃ叱られるから…
そのたびに変に目立って周りから鋭い目つきで見られて…でもどうすることもできなかった。

自分の行動はすべて"いい子がやること"に変換されて、クラスメイトとは厚い壁をいつも作ってきた。

でもあの人はそんな私にいつも自然な笑顔を向けてくれた。それだけでよかったのに。