逃走の先のLove

重い足取りで言われるがまませんぱいのあとをついていく。

「雨宮、返事聞かせてくれるか?」
「あーアレ告白だったんですか?」

すこしせんぱいを虐めたくなった。いつも虐められてる分の仕返しみたいな…子供みたいだけど。

自分にもこんな遊び心あったんだな~

なんて。

「おい」

お…怒らせちゃったかな。顔…怖くてみれない。

「あの、私のどこが好きなんですか?」

これは意地悪で聞いたんじゃない。
純粋に興味があるだけ。


「美人でなんでもできるから。」

皆そう言ってくれる。褒めてくれてるんだから嬉しいことなんだけど…

「とでも言うと思った?」
「いえ1ミリも(^^)」

なんとなくわかる。この人は外見で人を判断しない人って。

「ふーん。んでへ・ん・じは?」
「わかりません。」

わかんない。好きっていう感情が…心が…ないのかもしれない。今は消えてしまったのかもしれない。