～健人side～
俺は中崎健人、１５歳の中学３年だ。俺には好きなやつがいる。
幼馴染の高越優夏だ。優夏は俺のことなんて好きじゃやいかもしれないけど、俺は小さい時からこいつのことをずっと思っている。こいつが５歳の時いじめにあっていた俺を助けてくれたのが優夏だ。俺はその時からこいつがヒーローだった。いじめから守ってくれた時、
「健人！男の子でしょ？なんで泣いてんの？なんでやり返さないの？なんでだれにも相談しないの？しっかりしてよ！！」
優夏の言うとおりだった。俺はその時優夏の言葉が胸に刺さった。それからというもの、俺は優夏を守れる男になると決めて常に優夏と一緒にいた。優夏はどんどんかわいくなっていってますます俺は優夏への気持ちが強くなっていったが、告白はしなかった。これにはわけがあった。
それは俺が今言うことではないと思うから今は言わない。
「ほら、優夏行くぞ？転ぶなよ。はは」
「うるさいなぁ、健人じゃないんだし転ばないよ！」
「俺だって転ばねーし」