走馬灯

ここは俺が子供の頃から住んでいる家だぞ!!

近所にはいっぱい知ってる人だっているんだ。

恥ずかしいからやめてくれ~。


そう心の中で叫んだ時、音はやんだ。


どうやらあきらめて帰ってくれたらしい。

でも俺は

これからどうしたら良いんだ・・・。


あいつはいつもそうなんだ。

俺の大切にしているものをすべて破壊していく。

人も・・・そして物も。


わざとなのか無意識なのかはわからないが!

あ~本当にどうしたら良いんだ・・・。

いつまでも逃げているわけにはいかない。


俺はあいつの体に傷を作ってしまった。

その責任は

男として絶対にとらなければならない。

それは十分にわかっている。


でも・・・・・・・・・・・・・。