何度繰り返したんだろう。


それからの俺には

まったく記憶がなくなっていた。


叫んでる声がする。

せいうちだ。


とうとう来た!

俺は恐怖で身を縮めた。

目を閉じて眠っているふりをした。


入って来た。

“何やってんのよ!ちょっと早くしてよ!!

皆待ってんだから。”


相変わらず高飛車だ。


俺は精一杯抵抗して、

“絶対に行かない!!”

と叫んだ。

多分、

ろれつがまわっていなかったと思う。


その後、すぐに意識がなくなった。

強い衝撃の後だったから

多分殴られたか

蹴られたかしたんだろう・・・。


いつものことだが・・・。