“ゆうじ、今から病院へ行け!!

救急車を呼べよ。

お前本当に死んじゃうぞ!”


“もう良いんだよ。

俺はもう良いんだ。兄ちゃん。

もう死んでも構わないんだ。”


“何言ってるんだよ!!”

兄ちゃんは泣いていた。


“生きててくれよ。

たのむよ。ゆうじ~。”


兄ちゃんは電話口で

号泣していた。


俺も泣いた。

でも・・・・・・・・・・・・・。