携帯を取り出して兄ちゃんにかけてみた。


すぐに繋がった。


“おう!どうした。ゆうじ?”


“退院したよ!!”

俺は少し誇らしげに言ってみた。


だって兄ちゃんときた日には

お前は死ぬ!!

そんなことしか言わないから。


“そうか~良かったな。”


本当に喜んでくれている。


“そうだ。

今度の週末俺の家に来ないか?

飯でも食おうぜ~!!

その後ずっと家にいて良いぞ。”