何日かして今度はひなが来た。


とてもイキイキとして

綺麗になったような気がした。

でも恥ずかしくて

ひなには言えなかった・・・。


兄ちゃんが連絡してくれたから来てくれたとのこと。

たまには気が利くじゃん。

兄ちゃん!!


俺は漠然と

またひなと一緒に住めたら楽しいだろうな~

と考えていた。


でもきっと無理か・・・。

そんな時ひながこう言った。


“私ね、実家の方に引っ越すことにしたの。

だからもう多分逢えなくなると思う。”


“エッ?”

俺は驚いて次の言葉が出なかった。