今日の、ズキンとかズキュンとかって…もしかして… 「恋っ?!」 廊下の真ん中で叫んでしまったあたし。 痛い視線が集まる。 そんなのお構いなしに頭の中を駆け巡る “恋”の一文字。 「…はぁ、また始まった」 明菜のぼやきさえも耳に入らなくて… あたし、生徒会長のことが好きなんだ…! わくわくした気分だった。