「あ!おーい、みんな!遥のやつ、ナンパしてるぞー!」 「やべっ!彼方、ナンパじゃね~よ!」 「じゃ、またね、宮野さん!」 「うん、またね…。」 そして、遥君達を乗せて、バスは小さくなっていった。 その時見てしまったんだ。 …日奈子ちゃんが睨むようにして私を見てたのを。