「あの日奈子って子、やっぱりちょっとベタベタし過ぎだよ。」



「稟…。」



「何なに?!」



「あのね、夢芽ちゃん。悠君がきっなちゃんにハンカチ返しに来たとき、後ろにずっと日奈子って子がいたの。」



「何それー!」



「幼なじみなんだって。でも、あんなに仲良いんだもん!付き合ってるのかもしれないよね!」



「きっなちゃん…。」