にやけてしまいそうな顔を、必死にこらえる。

「そーなの?でも、お姉ちゃん、ニコニコしてる。」

「そんなこと無くてよ。やだ。ほほほほほ。」

「そっか~。」

そう言って、鈴珠は私の部屋を出ていった。

「ほっ。」

びっくりした…………
いけない、私、そんなににやけていたかしら。

「はやく、明日にならないかしら………」